キャッシング利用までの全体の流れについて

木ではなく森を見よ、キャッシング全体の流れを把握せよ

金融取引には初めから最後まで一連の流れがあるのが一般的です。例えば、株式売買においては、株式口座開設→株式銘柄の選定→株式購入→株式売出→損益確定、といったところです。

キャッシングと株式売買は、ジャンルは異なりますが同じ金融取引に含まれ、キャッシングにもそれ相応の「流れ」というものがありますから、お金を借りることだけ考えていては、キャッシングは成功しません。全体の流れを把握しなければならず、いわば「目の前の木ではなく森全体を見る」必要があるのです。

では、キャッシング全体の流れとはどのようなものでしょうか?一般的なキャッシングの流れを、ここで頭に入れることにしましょう。

キャッシング申込み

キャッシングをするためには、利用したい会社と契約を結ばなければならないのですが、誰でも自由に申し込めるわけではありません。キャッシング各社が定める基準を満たす方が申込みをすることができ、キャッシング会社の審査を通過した方が契約を結ぶことができます。

たいていの会社では、申込み可能な方の条件としてこのようなものが挙げられています。

【20歳以上で且つ安定した収入がある方】

このような条件を定めていることがほとんどで、場合によっては年齢の上限も設定されています。例えば、キャッシング大手のプロミスは「69歳以下」と設定されていますし、他業者の中には「65歳以下」と限定されている場合もあります。

キャッシング会社による審査

申込みが行われると、すぐにキャッシング会社による審査が行われます。簡単に言えば、上記の申込み条件に適っているかを見られるのですが、さらに突っ込んで話しますと、申込者に返済能力があるかどうか審査します。返済能力がある、つまり定期収入があるか、その他過去に信用情報に記録されるようなことはなかったか等が主に見られるでしょう。
(⇒キャッシング審査の基礎知識について

契約

審査が通りますと、申し込んだキャッシング会社から審査通過の旨がメールなどで通知されます。その後、必要書類などを添えて契約書を書いて送付することになりますが、必要書類は、申し込んだキャッシング商品や申込者の状況によって異なりますので、会社の指示に従って下さればと思います。
(⇒申込み時にはこの書類が必要です

利用開始!

キャッシング会社が必要書類を受け取ると、即日融資希望ならすぐに指定の銀行口座にお金を振り込んでくれますし、後程届くキャッシング専用カードを利用して現金を引き出すことも可能です。自分のニーズに応じたキャッシングができますが、借入場所や返済方法は各社異なりますので、自分が利用する業者のHPなどで確認が必要です。
(⇒プロミスの借入場所と借入時間

以上の流れでキャッシングを行なえますが、この流れを理解していなければスムーズに手続きすることができませんし、書類不備などで利用までの時間が必要以上にかかるかもしれません。必ず「木ではなく森を見る」ように、キャッシングの流れを把握しつつ取引することにしましょう。