消費者金融のキャッシングは金利が高め

手軽で気軽なキャッシング だけど 金利は高めです ご注意を

「キャッシング」という言葉、最近、いろいろなところで見聞きしますね。キャッシングとは、現金を意味する「キャッシュ」という言葉からきているもので、現金の貸し借りを指します。

昔は、消費者金融がお金を貸すことを「融資」や「証書貸付」などと呼び、例えば商売をする上でまとまったお金が必要となったケースなど、一般的な消費者が日常的にお金を借りるイメージとは程遠いスタイルでした。

消費者金融も「サラ金」と呼ばれ、あまり良いイメージがありませんでした。お金を借りる際には、証書を作成しなければならず、そのために住民票や収入証明などを発行してもらう必要があり手間がかかっていました。

一方で一般的な消費者は、衣類や家電などの日常的な買い物でもクレジットカードによるショッピングローンなどを利用しお代は後払いするようになるなどお金の使い方も多様化してきたわけです。

そんな中、消費者金融業界では、もっと身近にお金を借りてもらおうということで、証書などを作成する手間を省き気軽にお金を借りることができる「キャッシング」と呼ぶ個人向けの小口融資を始めたのです。

キャッシングは、現金を必要な時に直ぐに手軽に借りることが可能であるという特徴を持っており使途は限られません。しかし、そのような特徴をメリットとしているため、銀行ローンなどよりも、金利は高めに設定されています。

また、審査についても、消費者金融による本人確認の上、借りる利用者の信用に基づくため、特に保証人や担保を必要としません。キャッシングできる現金は、消費者金融の発行するカードを使ってATMやキャッシュディスペンサーから引き出す方法や、インターネットで申し込み、口座振り込みをしてもらうといった方法もあります。

キャッシングは基本的に誰でも広くお金を借りられる、ということすが、やはりきちんと返済ができる能力がある人でなければ借りることができません。キャッシングが可能な条件を並べてみると(消費者金融によって異なる)、18歳または20歳以上、定職を持っている、正社員である、自営業である、アルバイトをしている、定職のある夫を持つ専業主婦など、といったものがあります。