キャッシング利用時にウソ書いてもダメ!全てを知る審査情報の話
キャッシングの審査の際、業者が情報を照会する機関は、主として全国銀行個人信用情報センターです。その他の個人信用情報照会機関には日本信用情報機構(JICC)、(株)CICなどが存在します。
これらの機関で、申込者の個人信用情報と属性の照会を行います。個人信用情報は本人確認、申込書に書かれた事が事実であるかの確認となります。属性とは、職業、職歴、勤続年数、家族構成、居住形態(持家か賃貸か)、マイカー・住宅ローンの有無、他社からの借り入れがあるのか、あれば幾らなのか、過去に返済遅延事故を起こしていないかなどの項目です。
虚偽の記載をして申し込んでも、これらの情報機関への照会で、すぐにウソが発覚してしまいますので、申込書には、事実を丁寧に、正確に記入するようにする事が肝心です。それでなければ、審査をパスする事は出来ません。
個人情報がネット上を行き交いしますから、不安になる方も多いでしょうが、情報のやりとりには、アメリカのベリサイン社による高度な暗号化技術であるSSL(セキュア・ソケッツ・レイヤー)が使用されていますから、情報漏洩の心配はありません。
また、審査情報は、キャッシングの審査のみに使用されますので、他の用途で使用され漏洩する事もありません。審査情報はあくまで、申込者がキャッシング利用に際し、信用に足る人物か否かを見分けるためにのみ使用されます。
信用に足る人物でなければ、返済の焦付き等の問題を起こして、業者は損害を被る事になりますので、業者は、審査情報を入念にチェックします。申込者も、自己の経歴に瑕疵がないかセルフチェックをして申し込むと、審査を確実にパス出来るでしょう。