キャッシングしたお金の返済について

記事一覧

私が借りたんじゃない!身内の借金なんか返済したくないけど・・・

自分が借りたわけではないが、身内が借金をしている場合、その借金の返済をすべきかどうか考えなければならないケースがいくつかあります。そのケースごとに借金返済の是非を見ていきましょう。

身内が借金苦のケース

両親または兄弟姉妹がキャッシング会社で融資を受け、その後返済がスムーズに行われずブラックになってしまったケースがあるとしましょう。そんな場合、あなたに借金の返済義務はあるのでしょうか?結論から申しますと、返済義務はありません。

法律上、契約者以外の第三者が借金の返済義務を課されることはありません。もちろん、保証人や連帯保証人になっていた場合は別ですが、キャッシングは基本的に無保証・無担保での借入が特長です。ですから、法律上は借金の返済義務はないということを覚えておきましょう。

しかし、ある貸金業者は、「1回分だけで良いので払っていただけませんか?」とあなたにお願いしてくることがあるかもしれません。大手のキャッシング会社ならそのような違法行為をすることはないので安心ですが、身内が利用していたのがマイナーな中小企業または闇金融だったとしたら、そのようなケースも考えられるかもしれません。

実は、1回だけでも借金の肩代わりをすると、全額返済の義務が生じてしまいます。ですから、「1回だけ・・・」なんていう甘い言葉にのらないようにしましょう。親でもなんでもあなたに返済義務はないのです。

身内が亡くなったケース

上述しましたが、身内のキャッシングの返済義務はあなたにはありませんが、身内が死亡した場合は‘例外’が生じるかもしれません。とりわけキャッシングをしていたのが親で、死亡した親の遺産を相続した場合は、あなたに返済義務が生じるのです。
(⇒キャッシングをしていた親が死亡したケースの詳細はこちら

遺産相続というのは、自分で選択して一部分を相続したりしなかったりできるものではなく、すべてを相続するか或いは遺産放棄するかの2者選択となります。ですから、親がキャッシングをしていて、その親の遺産を相続したなら、あなたには親のキャッシングの返済をする義務が生じるのです。

遺産相続のキーポイントは、借金と財産どちらが多いか計算することでしょう。遺産合計がプラスなら相続すれば良いですし、反対にマイナスなら遺産放棄すればOKです。

こうした知識がないと、返済しなくても良い身内の借金まで返済しかねませんから、情報は如何に大切かお分かりいただけたと思います。キャッシングというのは、いざという時(自分が死んだ場合)を考えつつするのが賢明ですね。

衝撃の事実!借りてもいないお金を返済することってあり得るの?

これは実際にあった話ですが、父親が死亡してから数日後に、父親にはキャッシング会社への借金があったことが判明、それに慌てふためいた息子が返済すべきかどうか悩んでいたというものです。親の借金はあくまでも親のもの、息子のものではないはず・・・。さて、自分では借りてもいないお金を返済することってあり得るのでしょうか?

保証人と連帯保証人

まず、親の借金に関して保証人または連帯保証人になっていないのであれば、息子も含め第三者に返済の義務は生じません。そして、法律(貸金業規制法)では、第三者への取立て行為は一切禁止されていますので、仮に貸金業者から取立てや返済催促の電話があった場合には無視するのが最善です。

もちろん親の借金ですし、無視したり返済しないのであれば良心の痛みを感じるかもしれませんが、これは法律に基づいた行為でありますから、取立てに関わらないようにしましょう。

遺産相続は話が別

しかし、注意点が一つ。親の借金の保証人または連帯保証人になっていなくても、もし親の遺産を相続すると借金も引き継ぐことになります。遺産相続というのは、好きなものだけ相続できるわけではなく、自分にとって有利なものも不利なものもすべて相続しなければならないのです。

ですから、遺産相続に関しては話が別になります。しかし、遺産相続をしてから借金の返済の義務を知った場合、自分が相続人になったことを知ってから3か月以内であれば相続放棄が可能です。相続放棄の手続きを家庭裁判所に申し立てれば、親から引き継ぐはずだった債務をなくすことができます。

また、親が誰かの借金の保証人や連帯保証人になっていた場合も同じで、遺産相続によって引き継ぐことになりますし、遺産放棄すれば債務は生じません。しかし、気を付けたいのは、遺産放棄をするとすべての権利を放棄することになります。ですから、借金の肩代わりをする必要はなくなりますが、その他親の財産を引き継ぐことも不可能になりますので、究極の選択を迫られることになるのです。

遺産相続で困ったら・・・

キャッシングの返済と遺産相続の意外な関係、お分かりいただけたと思います。返済は重要なのですが、親のキャッシングの返済までするのは気が進みませんよね。

こうした遺産相続に関する問題はけっこう複雑な問題になりがちですし、家庭によって様々なケースがありますので、自分では解決できそうもないときは、躊躇せずに法律の専門家である司法書士または弁護士に相談するのが先決でしょう。

瀕死の状態になる前に心に刻め!キャッシングの返済に対する心得

子供は経験の乏しい生き物ですから、再三再四「失敗した~こうすれば良かったなぁ」と悔やむのが常です。経験する前に思考力を働かせれば良いのですが、そうできる子供はそうそういません。しかし、同じようなことが大人の皆さんにも当てはまりますよ。

他の人の失敗談から学ぶことや行動する前に結果をよく考えることを怠れば、結果は理想通りにはいかないことがほとんどです。そう、子供や大人に関係なく、人は誰でも思考力を働かせ、行動の結果を洞察する必要があるのです。

このことを是非、キャッシングの利用にも応用したいものです。というのは、キャッシングの返済に関して、返済が滞ればどうなるか、返済計画通りに返済しなければどうなるか、返済しなければどんなデメリットがあるのか、自分の人生にどんな影響がでるか等々、しっかりと考える必要があるというわけです。

そうした結果を考えれば、おのずと返済に対する認識が増し、しっかりと返済しようと心に定めることができますから、最悪の結果を経験することなくキャッシングライフを楽しむことにしましょう。

では、返済に対する認識が薄いとどんな結果になるか、一つの例をご紹介致します。この例を、頭と心で考えましょう。そうすれば、返済に対する心得を体得することができるはずです。

自転車操業は絶対避けよう!

たいていのキャッシング業者では、毎月1回の返済日が規定されますが、毎月の返済を順調に返済していたある人が、ちょっとした事情からある月の返済日にお金を持ち合わせておらず、結局他のキャッシング会社で借金をして、それを返済に充てることにしました。

その時は、表面的には難を凌いだように見えますが、実はそれが自転車操業の始まりだったのです。キャッシングというのは、キャッシング件数が増えれば増えるほど返済利息も増えることになります。ですから、返しても返しても借金残高が減るどころか増えていくことになるのです。

しかも、借金の返済のために他業者からキャッシングした経験のある人は、それを繰り返す傾向にあります。借金が増えていくためさらに借金を重ね、そうなるといつの間にか自転車操業に陥っているのです。そうなったら最後、借金を完済する可能性はほぼゼロ、あとは債務整理という手段しか残らなくなります。

先を見越してキャッシングをしよう

以上の経験はフィクションですが、似たような経験をしている方は実は少なくありません。自転車操業になるようなことは絶対避けなければなりませんから、そのために何をしなければならないのか、現実的なキャッシング計画を立てると同時にキャッシングに対する正しい心構えを持つことにしましょう。

返済不可能な状態になったら考えなければならない「債務整理」とは

初めに、キャッシングの基本的な流れをおさらいしたいと思うのですが、キャッシング会社で申込をしてから審査があり、審査を通過すると契約、その後借入して、毎月の返済。借金をすべて完済すればキャッシングの一連の流れが終了となります。この流れはだいたい頭に入っていると思います。

しかし、キャッシングは‘ちょっとしたこと’がきっかけで、順調な流れが崩壊することがあります。例えば、お金を借りたものの返済期日を守らず返済が滞るといったケースです。最初の数回は緊張感を保ちながら返済をしていたものの、何回かキャッシングを繰り返しているとその緊張感もなくなり、いつの間にか返済に対する認識が薄れてしまうことがあるようです。

返済に対する認識がなくなると返済が滞り、前回の記事で話したように、遅延利率による返済が課されるケースもあるでしょう。また、返済のために新たな借金をするケースも少なくないようです。

借金の返済のための借金というのは非常に危険で、それは多重債務の第一歩となります。その後と言えば、‘自転車操業’が継続し、結局は借金のために生きている、言い換えると借金の奴隷になっているようなことが起こるのです。率直に言いますと、自転車操業の価値はほとんどありません。意味のない、無駄な延命措置とも言えるでしょう。

ですから、返済に対する認識が何より重要なのですが、自転車操業のような返済が不可能な状態になったら、‘ある手段’を講じる必要があるでしょう。それは「債務整理」です。債務整理とは、債務者を保護する法律でもありますが、法律に則って借金を整理する行為を指します。

4種類ある債務整理

以前の記事の中でも話したのですが、債務整理は以下の4種類あります。

1.破産法
2.個人債務者民事再生法
3.特定債務等の調整の促進のための特定調停に関する法律
4.司法書士による訴訟手続き
(⇒4種の債務整理の詳細はこちら

債務整理がもたらすメリットとデメリット

債務整理をすれば、少なくとも借金を減らすことができますし、自己破産を選択すれば借金は帳消しになりますので、借金返済からくるストレスはなくなります。これは大きなメリットとなりますが、実はそれ以上に大きいのがデメリットです。

債務整理をすると、個人信用情報機関が管理する信用情報に事故情報として記録されますから、いわばあなたはブラックリストに名を連ねたことになるのです。自己破産の場合、最低でも5~10年は記録が保持されますので、新たなキャッシングをすることはできませんし、新規でクレジットカードを作成も不可、ローンを組むことも不可能となります。

こうなると生活に大きな支障がでますから、どうしても一般の人と同じ生活はできなくなりますし、何より社会人としての責任を果たさずに自己破産となると、やはりモラルの問題として周囲からの冷ややかな目も覚悟しなければなりません。そうならないためにも・・・

・自己返済能力を確かめること
・返済計画を立てること
・キャッシング利用前に、利用の必要性の有無を再度確認すること

など、いくつかの項目を必ずチェックしてからキャッシングを利用することが重要です。正しい心構えでキャッシングすれば債務整理を恐れる必要はありませんが、返済への認識を高めておくことは最低条件となりますので、お忘れなく。

返済遅延になると、さあ遅延利率のご登場!遅延利率って何?

キャッシングでお金を借りた時、必ず20%以下の金利を加算し返済するのが常ですが、返済が滞ると遅延利率によって返済額が算出され、その額を返済する義務が生じます。その遅延利率とは具体的にどんなものなのか見ていきたいと思います。

遅延利率とは

簡単に言えば、遅延利率は返済を怠ったペナルティと考えられます。通常の金利より高い利率が設定されていることが一般的ですが、例えば、大手キャッシング会社のプロミスの遅延利率は20%となっています。フリーキャッシングの上限が17.8%ですから、それよりも高い利率となっていて、現在の法律下において20%は上限金利となっています。

どういう時に遅延利率が適用される?

例えば、50万円のキャッシングを行ない、毎月3万円の返済を行なうとしましょう。1回だけ返済日を過ぎても支払わなかった場合に、すぐに遅延利率が適用になるわけではありません。大手のキャッシング会社または優良会社であれば、やんわりと返済の催促をしてくるのが一般的です。

しかし、月々の支払いが何度も遅れると、キャッシング会社の対応は変わってきます。契約書に記載されているように、キャッシング契約が解除され、元本全体に遅延利率が適用になることでしょう。ですから、上と同じように50万円借りているのならば、50万円全体に遅延利率が適用になるということです。

簡単に考えれば、今まで17.8%の金利で借入を行なっていたのが、新たに20.0%という金利で返済額が計算しなおしになるという事です。当然金利が上がれば返済額も多くなりますので、是が非でも遅延利率適用になる状況は避けたいものです。

それでも払えないとどうなる?

まず、遅延利率が適用になった時点で信用情報機関に事故情報が記録されますので、あなたはブラックとなってしまいます。そうなると、現在のキャッシングの返済が済んでも次の借入はない、と考えて間違いありません。5年ほどは新規のキャッシングやローンは組めないと思って下さい。

また、遅延利率による返済が全くできないのであれば、それは明らかな資金繰りの行き詰まりです。借金のためにどこかからか借金するようなことはせずに、潔く債務整理を考慮するのがベストの選択かもしれません。しかし、このような結果にならないためには、やはり借入前から返済計画を入念に立てることや、返済への心構えをしっかり持つことが欠かせません。
(⇒確実な返済の秘訣とは

やっちまった!キャッシングの返済日が過ぎてしまったがどうなる?

返済日を忘れないように、キャッシング各社は返済日お知らせメールや口フリといった返済方法を提供し、「ついうっかり」を少しでもなくなるよう充実したサービスを提供してくれています。その点については、前回の記事の中で学びましたね。

しかし、それでも返済日を忘れて返済が遅れたり或いは返済が滞ったりしたなら、どんな結果になるでしょうか?そうなると最悪自己破産または家財道具などの強制差押えとなるかもしれません。返済を忘れるとどんなことになるか、順を追って見ていきましょう。

返済遅延

返済日を守らずに一定の期間返済がなされないと、返済遅延利率が加算され、それを含めて返済を行なわなければなりません。遅延利率に関しては次の記事で詳しく見ていきますが、例えば大手キャッシング業者「プロミス」の場合、遅延利率は20%と設定されています。

裁判

一定の期間支払いが行われない場合、キャッシング会社が取る次の手段は、裁判所を通した支払督促状の送付です。つまり、借金を返しなさい!という通知を公的機関を通して送りつけてくるわけです。債務者がそれでも返済に応じないと、キャッシング会社は大きな権利を手にすることができます。それは、債務者の家財道具または給与差押えです。

しかし、これは仮の権利であって、もし債務者が支払督促に関し不満がある場合は、裁判所に対して異議申し立てを行うことが可能です。異議申立てが行われたなら、裁判が開廷されることになるでしょう。

でも、債務者側の訴えが通ることはほとんどありません。というのは、キャッシング会社側はあくまでも債務者の借金とその返済に関して訴えをしているわけですから、キャッシング会社の支払督促に非はなく、裁判になっても重大な問題が背後にない限り、債務者は敗訴することになるでしょう。

ですから、支払督促が来た時点で、督促状に重大な間違いがない限り何とかして返済に応じるのがベストです。さもないと、その後の人生が破滅することになるでしょう。自己破産などの債務整理をしなければならないかもしれませんし、現在保有している家財などすべてが没収されることにもなります。その後、キャッシングまたはローンを行なうことは不可能になります。

最悪の結果を避けるためには?

キャッシングの返済日をちょっと過ぎても、一定の期間内に返済をすれば返済遅延利率を加算されることはありませんが、断固として返済しないならば以上のような最悪の結果を招くことになります。そうならないためにも、返済できる分だけ借入すること、借入前の返済計画、自分の返済能力を客観的に判断すること等々、できることはたくさんあるでしょう。

確実に返済できるよう対策を立てながらキャッシングを始めることにしましょう。

忘れっぽい方でも何とかなります、これがオススメの返済方法

今まで嫌って言うほどキャッシングの流れについてお話しはしてきましたが、キャッシングは返済して初めて終了するものですから、返済は最後のフィニッシュ、非常に大切なものとなります。しかし、時々「ついうっかり・・・」忘れてしまう方は少なくありません。

とりわけ複数のキャッシング会社から借入をしているとなると、返済日も月に複数あることも。それだと返済日を忘れてしまうこともあり得るわけですね。しかし、重ねて申しますが、返済を忘れることは良いことではありません。忘れることなくしっかり返済していくことが理想です。

そこで、返済日を順守して返済していくとっておきの方法がありますから、ここで一挙ご紹介したいと思います。

返済日お知らせメールサービス

返済日が近づいた時、また返済日当日になるとキャッシング会社からお知らせメールが届くというサービスが、一部のキャッシング会社で採用されています。このサービスを実施している業者を選んで借入すれば、「ついうっかり」をなくすことができるでしょう。

返済日お知らせメールサービスを取り扱っている業者の中でオススメなのは「プロミス」です。大手キャッシング業者の中でも会員サービスが豊富で充実しているプロミスですが、プロミスの返済日お知らせメールは、返済日の7日前から前日までの希望日にメールがくるよう設定できます。

口座振替

口座振替とは、毎月指定した日に、自分の銀行口座から指定口座へお金が振り込まれるサービスです。これは一度設定したなら、あとは毎月自動で振込が行われていきます。ですから、わざわざATMや銀行窓口に足を運んで振込をする必要はないわけです。

この口座振替を利用して返済が可能なのは、上記でも紹介した「プロミス」です。プロミスの会員サービスの一つで、通称「口フリ」と呼ばれています。この口フリを利用すれば、やはり「ついうっかり」支払いを忘れるというのをなくすことができるでしょう。

以上2つのサービスを念頭に業者選択するのがベストですが、もちろん自分の心構えも大切です。キャッシングはあくまでも借金、‘借りたら返す’の初心を決して忘れてはなりません。

キャッシングには何通りも返済方式があるの?どんな方式?

キャッシングをして借りたお金を一括で返済する方はそう多くはありません。大部分の方は、数回~数十回に分けて返済します。この返済方式に関して、この記事では取り上げていきます。

キャッシングで採用されている返済方式を大きく分類すると、たいてい4つに分けることができます。

・リボルビング返済方式
・残高スライドリボルビング返済方式
・元利均等返済方式
・元金均等返済方式

この4つの返済方式をさらに詳しく見ていくことにしましょう。

リボルビング返済方式って何?

簡単に言うと、会社主体で利用限度額が決められ、その限度額内で何度でも利用できるのが大きな特長となっていて、返済額は利用額に応じて毎月一定金額を返済します。実はこのリボルビング返済方式、さらに細かく分類すると以下の返済方式があります。

・元利定額リボルビング返済方式
・元金定額リボルビング返済方式
・元金定率リボルビング返済方式

これらはすべてリボルビング返済方式に属するものですが、詳細を計算してみると返済総額がすべて異なりますので、利用する業者がどの方式を採用しているのか、あらかじめ確認しておきましょう。

メジャーな返済方式、残高スライドリボルビング返済方式

キャッシング借り入れ方式は上の方式とほぼ同じで、利用限度額内なら何度でも利用できる方式です。返済は、利用額に応じて毎月返済する金額が定められるのが大きな特徴となっています。なぜ残高スライドか、それは、利用額の合計(借入残高)に応じて、返済額が毎月決められる(スライド)ため、残高スライドリボルビング返済方式と言われています。

さて、この残高スライドリボルビング返済方式もいくつか異なるタイプの返済方式がありますから、それらを以下見てみましょう。

・残高スライド元利定額リボルビング返済方式
・残高スライド元金定額リボルビング返済方式
・残高スライド元利定率リボルビング返済方式

以上3つのタイプに分類されますが、毎月の返済額を決めるうえでスライドされる部分が異なるのが特徴です。ちなみに、残高スライド元利定額リボルビング返済方式を採用しているのは、大手キャッシング「プロミス」のフリーキャッシングです。その他多くのキャッシング会社も採用する返済方式で、最も採用されている返済方式と言えるかもしれません。

長期返済に有利、元利均等返済方式

毎月一定の金額を返済する方式で、返済額の中には利息も含まれていて、毎月の返済額は一定です。長期返済に非常に適している返済方式ということもあり、上で挙げたプロミスの目的ローンではこの返済方式が採用されています。

元金均等返済方式とは

上の元利均等返済方式とちょっと似ているようで似ていません。こちらの返済方式は、借入額を毎月一定額で返済し、それと同時に毎月発生する利息も支払います。この返済方式には大きなメリットがあるのですが、返済を重ねるたびに支払額が減っていくため、返済の負担がだんだん少なくなっていきます。

以上の返済方式をふまえ、適切なキャッシング会社の選択を行ない、さっそくキャッシングを始めることにしましょう!

これを知らなきゃキャッシングは終わらない!一般的な返済場所とは

キャッシング=現金融資という方程式は間違いではありません。現金を即日で借りられる金融サービスは、庶民の生活にかなり浸透したと言っても過言ではありませんし、頻繁に利用する人が少なくありません。

しかし、キャッシングはお金を借りるだけではないということも肝に銘じておく必要があります。というのは、借りたお金は必ず返済すべきだからです。返済はキャッシングの常識であり、社会の常識でもあり、大人の常識でもあります。

キャッシングをした際、返済はどこで行えるのでしょうか?それはキャッシング業者によって若干異なりますし、自分のニーズに応じて選択が可能です。しかし、採用されている返済方法は、大手のキャッシング業者であればたいてい同じまたは似通っていますので、一般的に採用されているものをここでご紹介したいと思います。

一番便利なのはインターネット

返済方法で一番便利なのは、なんといってもネット返済でしょう。インターネットを利用した返済ならば、ネット環境さえあれば24時間どこにいても返済可能です。また、インターネットと言ってもPCだけでなく、ケータイやスマホも含まれますから、自分の生活シーンに応じたネット返済が可能です。

一つ注意点は、キャッシング業者によって提携している銀行が異なりますから、自分が利用するキャッシング業者はどの銀行と提携しているか、あらかじめチェックして下さい(ネットバンキング口座は別途契約が必要)。

キャッシング会社専用ATMまたは提携ATM

キャッシング会社の多くは、自社専用のキャッシングATMを全国に設置していますから、それらを利用して返済が可能です。また、一部の大手キャッシング会社は銀行と提携していますので、その銀行のATMを利用しての返済も可能です。

例えば、プロミスならセブン銀行や三井住友銀行、イーネットやローソンと提携していますので、それらATMでも返済ができます。しかし、提携銀行ATMでの返済には、ATM手数料がかかるキャッシング会社もありますから、その点には注意が必要です。
(⇒プロミスの豊富な返済方法とは

銀行から

銀行から返済する方法もありますが、銀行経由での返済には主に2種類あって、一つは口座振替、もう一つは銀行振込となります。

口座振替は、毎月指定日に自動的にあなたの口座から引き落とされ、利用業者の指定口座に返済額が振り込まれるというものです。これを契約しておけば「ついうっかり・・・」をなくすことができますので非常に便利です。
(⇒口座振替返済はこういう方にオススメ!

また、銀行窓口あるいはATMから利用業者の指定口座に現金を振り込むことも可能です。こうした銀行を利用した方法でも返済が可能ですから、自分の好みやニーズで選択肢の一つとなることでしょう。

店頭窓口

利用業者の店頭に足を運んで返済する方法もあります。店頭窓口まで行くのは少し億劫かもしれませんが、何か相談したいことがあるなら店頭スタッフに気軽に話せますので、これも実は重要な返済方法の一つとなります。

コンビニ

最近はコンビニでも返済が可能になり、全国ありとあらゆるところで返済ができるようにサービスされています。もちろん、利用業者によって提携コンビニは異なりますから、利用業者が提携しているコンビニの確認は忘れないようにしましょう。

例えば、上でも一例を挙げましたが、プロミスではローソン、またはファミリーマートのマルチメディア端末を利用して返済ができます。ローソンもファミマも全国どこでもありますから、非常に便利な返済方法ですね。

以上、一般的な返済方法を挙げてみましたが、参考になったでしょうか?返済方法はいくらでもありますから、やはり大切なのは返済に対する心構えでしょうね。
(⇒返済に対する心得は必須!

利用計画だけじゃ不十分!返済のシミュレーションを確実に行なおう

キャッシングを利用する前に、利用計画を立てることを一般的に進められていますが、ただただ曖昧な利用計画をしたのでは意味がありません。事細かにシミュレーションする必要があります。では、どんな項目について考慮すべきなのか、一緒に考えてみましょう。

借入希望額

キャッシングで現金融資を受けられるのは非常に便利ですが、必要額以上に借りてしまうと、結局は自分の首を絞めてしまうことになりかねません。返済苦に陥らないためにも、自分がいくら必要としているのか正確に算出し、必要額以上の借入を避けることにしましょう。
(⇒確実な返済と借入額の関係とは

返済希望期間

あなたはどれくらいの金額をどれくらいの期間で完済したいと考えていますか?1年或いは2年でしょうか?以前も学びましたが、返済期間が長引けば長引くほど支払総額も増えることになります。かと言って、短期間で返すにもバランスが必要です。

自分の毎月の収入に照らし合わせながら、必要な出費や生活費を事細かに計算し、だいたい幾らくらいなら借金返済に充てられるかを考えてみましょう。そうすれば、おのずと返済期間を割り出すことが可能になります。

月々の返済額

上記と少し似通りますが、毎月いくらくらいなら借金返済に充てられるか、計算することが非常に重要です。キャッシング返済の基本は「なるべく早く完済すること」です。借入期間が短ければ短いほどお得ですから、自分の返済能力最大限活かして返済することにしましょう。

そして、以前も学んだ点ですが、余裕資金が手に入ったら繰り上げ返済することもキーポイントです。可能な限り早めに完済する、これがお得なキャッシングの秘訣ですね。

簡単にシミュレーションするには

自分の借入希望額、返済期間、毎月の返済額を算出することができたら、キャッシング関係サイトのシミュレーションを活用してみましょう。例えば、大手キャッシング会社の「プロミス」のホームページでもシミュレーションを行なうことができます。

シミュレーションできるのは、毎月の返済金額と返済期間ですが、それを算出するために、借入希望額、希望返済期間、毎月の返済希望額の3つの項目をあらかじめ考えておきましょう。それら項目を入力するだけで、簡単に毎月の返済金額或いは借入額に応じた返済期間を知ることができますよ。

1 2 >