不妊治療のお金はプロミスで用意した鹿児島の夫婦は治療をやめた
鹿児島県在住 Y.Dさん(38歳)
不妊治療をしている、なんていうことはなかなか知り合いにも伝えることができません。不妊治療をしているなんて普通はよっぽど仲がいい人にしか言えませんし、親にも言えないという人もいるみたいです。だから「子供はまだなの?」と言われた時には「こればかりは授かりものだからな~」というように返すしかないです。
私たち夫婦は不妊症だったために、不妊治療を始めました。あまり鹿児島ではこういったことをしている夫婦はいないかもしれませんが、私たちは子供が欲しかったので、不妊症を治して子供を授かりたいと思っていたんです。
でももう終わりです。私も妻もずっと話し合って決めた結論なんですが、治療を中断することにしました。そして後は運に任せて子供が授かれたらそれで良いし、授かれなくても仕方ないというような結論を下すことになったのです。
「なぜ?」と思う人もいるかも知れませんが、これには大きな理由が2つあります。ひとつは精神的な問題です。ずっと治療を続けながら子供ができないことに対するプレッシャーで妻が体調が悪くなってしまったのです。これ以上続けたら妻の精神がおかしくなってしまうでしょう。
もう一つがお金の問題です。プロミスの借入も使いながら不妊治療をやってきました。プロミスの借入を使うほど高い不妊治療で、なかなか一般の家庭が長く治療を続けられるものではないのです。しかも確率が高くなる治療ほど高額になります。
元々プロミスの借入枠の中でなんとか出来るだろうという甘い期待があったんですが、治療のかいも虚しく結局子供を授かることができないまま、借入枠がいっぱいになってしまったのです。これ以上続けることは金銭的にも無理なのです。
結局こうやって治療を諦めていく人は多いようです。どうもこれは神様のいたずらじゃないかな?と最近は思うようにしています。それにしても神様は私達にだけ不幸な悪戯をしてくれたものです。ほんとに恨みますよ。