収入があっても病気の人は住宅ローンを組む事ができない!?
大手の会社に就職し、何年も勤続しており、収入もそこそこあり安定している。借金なんてした事もなく、住宅ローンを組むのに何も問題がなさそうな人が、住宅ローンを組めない事があります。その原因の1つが病気です。
元々が健康で、元気いっぱいに働けそうな人であっても、明日になれば何が起こるかなんて分かりませんよね?健康な人ですら心配な住宅ローンです。35年もの間、ずっと健康で働き続けれる保障なんてどこにもありません。それが、病気を持っている人ならば、尚更です。健康な人よりもリスクがあるのです。
住宅ローンを組むとして、ローンを融資する会社側としても、いつ、どうなるのか分からないけれども融資をします。病気になったから払えませんでは、ローン会社もやっていけません。そこで、そんな時の為にも、住宅ローンを組む時には、団体信用生命保険というものに加入しなければいけません。
ローンを支払いしている最中で、ちょっとした怪我や病気ならば、数日や長くても数カ月での社会復帰をし、すぐにローンの支払いを再開する事も可能でしょう。しかし、もし、死んでしまったとなると、支払いを継続する事は不可能です。多くの場合、住宅ローンの名義になっているのは旦那さんだと思うのですが、旦那さんが死んだからと言って、一緒に住んでいる奥様やお子様などにローンの続きを支払えと言われても困りますよね。その様な時にも、この生命保険に入っていれば、保険金でローンを支払う事ができて安心なのです。
しかし、生命保険というだけあり、いざ、何かあった時に保障はしてくれますが、初めから保障をしなければいけない状態の人を加入させるとなると、難しくなるようです。言い方が悪くなってしまいますが、保障を充てにしていると思われてしまうかもしれません。だったら、病気になって長期の入院を繰り返したり、元々の持病があれば、家を購入する事はできないのでしょうか?
そんな事はありません。例えば、もう余命宣告までされている様な重い病気ならば別ですが、回復の見込みのある様なほとんどの病気の場合、住宅ローンを組む事は可能になります。もちろん、団体信用生命保険に加入する事もできます。
病気の種類などによって様々なのですが、基準という物があります。完治していればOKだったり、完治してから数年経っていればOKだったり、通院程度ならOKだったり、本当に様々です。病気によっては完治していてもアウトな事もあります。リスクの高い病気ほど、難しくなるようです。
とはいえ、絶対に無理というわけではありません。それに、実際に生命保険加入できるかどうかは、申し込んでみないと分かりません。病気で通院しているからマイホームは諦めようと思っていた人は、とりあえず加入できるかどうか申し込んでみてはいかかでしょうか?何の問題もなく加入できるかもしれません。また、通院している人は完治してからなど、ちょっとタイミングを見てみるのも良いかもしれません。