曖昧なキャッシングとカードローンの違い

誰か教えて!キャッシングとカードローンの違い!?それはね・・・

キャッシングとカードローンの違いは、その返済方法にあるとされています。キャッシングは、原則、利息を付けて一括で返済するのに対し、カードローンは、リボルビング払いにより複数回にわたり返済します。この点が、両者の相違点とされています。

しかし、キャッシングでも、通常の返済方法はリボルビング払いで複数回にわたり行っているのが大多数を占め、厳密には、両者の相違点は曖昧と言えます。両者の相違点の線引きは極めて不明確なのが事実です。

カードローンの場合、カードが作られ、そのカードで銀行やCVS(コンビニエンスストア)のATMから、現金を引き出します。一方、キャッシングもキャッシングカードを作成して、カードローンと同じ様に、ATMから現金を引き出します。

強いて言えば、金利がカードローンの方が低めに設定されていると言う点が、相違点として挙げられましょう。キャッシングで一括返済の場合、金利を利息制限法ぎりぎりの20%台に近い金利設定にしなければ、金利収入が低くなり、一括返済の意味がなくなります。

カードローンの場合、複数回にわたり返済するわけですから、金利を低めに設定しても、消費者金融業者にとっては、毎月こつこつと利息を払い続けてくれる「歓迎すべき」顧客となるのです。

しかし、既に叙述した様に、キャッシングの返済方法も、実情はリボルビング払いによる複数回にわたる返済方法をとっており、一括返済は稀ですから、キャッシングとカードローンの違いは、実情曖昧となっているのが現状なのです。