日本消費者金融協会の活動について

自らも切磋琢磨 健全な運営のため活動 日本消費者金融協会

消費者金融の業界には、消費者金融の健全な発達や適切な運営を目的とした全国組織の任意団体があり、消費者金融会社を会員として成り立っています。アメリカの業界団体をモデルとして、1969年4月に創立されています。

それは、「日本消費者金融協会」といって、会員が互いに啓発することを通じ、消費者金融に関する調査、研究、広報、教育等の活動を行い、日本における消費者金融の健全な発達、日本国民の経済の適切な運営に資することを目的としています。

消費者金融を利用する消費者の保護と救済を行うために、消費者金融業界において自主的に業務を規制することを徹底しています。また、個人信用情報機関を設立したり、救済厚生事業団、金銭管理カウンセリング事業団といった消費者金融産業の基盤構築のための活動を行っています。

消費者金融の商品はリスクを伴いますから、消費者がこのような金融商品を使いこなすための教育の普及を支援し、多重債務問題を抱える人に対するカウンセリングや救済制度を設けることで、継続的に消費者を優先して、消費者の保護や救済への取り組みを行っています。

更に、調査研究や研修活動、法環境の整備を働きかけるなどし、消費者金融を利用する生活者のニーズにこたえることができるよう、また暮らしを支援できる金融サービスを提供できるように業界の取り組みを推進しています。

前述した当該教会が設立した救済厚生事業団では、消費者金融からの債務がある人で積極的に債務整理の努力をしている人に向け無利子、無担保で融資を行っています。協会の趣旨、目的から考えると債務を整理したい人、多重債務に困っている人への支援であると考えられます。専門家などによく相談の上、有効であれば活用してみるもいいでしょう。