思わしくない利用状況があると ローンが組めない?
消費者金融からお金を借りている人が、更に住宅ローンや自動車ローンを組もうとする場合、審査に通るか否かで気にしたり悩んだりしているケースが多いようです。とある質問サイトでも、「○○万円の借り入れがあるが住宅ローンの審査に通るか?」「○○○万円を借りているが銀行のマイカーローンを利用できるか」といった質問を多く目にします。
住宅や自動車は大きな買い物ですから、多くの人はローンを組んで購入することが必要になりますが、消費者金融からの借り入れと同じように、当然、審査というものがあります。審査は、お金を貸す相手が、きちんとお金を返済していける能力があるかどうかを見極め、お金を貸すことの可否、貸す場合は貸せる金額を決めます。
貸す側もむやみやたらに誰にでもお金を貸すことはできません。できるだけリスクが少ない人に貸すのが一番ですから。借りる側にとっては、過去に消費者金融を利用していた人、現在消費者金融を利用している人に分かれると思います。
審査の目的は、きちんと返済できる能力があるかどうか、ということですから極端に言うと年収が多く十分に返済してもらえるという人は住宅ローンや自動車ローンの審査に通りやすいといえます。また、過去に消費者金融を利用していても、きちんとした支払いをし、消費者金融を健全に利用していれば問題ないと考えられます。
しかし、十分に返済してもらえない、という恐れのある人には審査に通り難いでしょう。年収が少ない人、また、過去に消費者金融を利用しても返済が滞っていたり支払いしきれず債務整理をしたなどという履歴がある人はほぼ審査には通らないと思ってください。
消費者金融での利用状況で支払いが滞ったり債務整理をしたなどという金融機関にとってリスクとなる信用情報は、事故情報として共有されてしまいます。このような信用情報は5年間でほぼ消えると言われていますから、5年以内での消費者金融などかあの借り入れにおけるあまりよろしくない利用状況がある場合は、住宅ローンや自動車ローンの利用はあきらめた方がいいと思います。