焦付き!何社からキャッシングしてるの!心して聞くべし債務整理の話
債務整理とは、借り入れした金額を返済できなくなった状態の事です。債務整理には主として任意整理、民事再生、自己破産などに分かれます。キャッシングを利用しており返済不能、つまり焦げ付きの状態になってしまった状態が、債務整理の実態です。
債務整理の状態になると、当然ながら個人信用情報に記載されます。従って、以降キャッシングを利用する事は、原則、不可能となります。しかし、債務整理でもキャッシング可能なケースもあります。その残された唯一の路は、借り入れを一本化する事です。
消費者金融業者の中には、債務の一本化に前向きに取り組んでくれる業者も存在します。有名なのは「オリックス銀行」のカードローンです。借り入れ額は最大800万円と高く、金利も3.0~17.8%と低めの設定となっています。100万円以下の借り入れをまとめる場合は、収入証明書は必要ありません。東京スター銀行も、一本化に前向きに相談にのってくれます。
三菱東京UFJグループの「モビット」も、まとめローンと言う商品を、全面には押し出してはいませんが、債務の一本化に前向きに相談にのってくれるとの評判です。しかし、両社共に、際限なく積み重なった債務を一本化してくれるわけではありません。
債務の一本化の1つの目安は、借り入れは総額で総量規制以下、つまり年収の3分の1以下であるか否かと言う点です。債務整理の状態にある人は、複数社から借り入れを繰り返し、複数社に借金があると言う事です。その総額が総量規制以下でなければ、どこの消費者金融業者に相談しても、審査を通る事は出来ず、一本化も不可能となります。後は、残念ながら自己破産の申請をするしか、路は残されてはいません。際限なく複数社から借りまくった代償は、決して小さくはありません。