40近くまでサッカーばっかりしていたら三重でプロミスを借りる人生に
三重県在住 H.Bさん(38歳)
もう一つの趣味に没頭してしまって、そればっかりしている人っていますよね。休日には趣味のために時間を使って、平日も趣味のために早く帰って仕事なんて適当、という人もいます。というよりも、アルバイトをしているオタクな人たちとかはみんなそうかも知れませんね。
ある意味私と同族ということになると思いますが、私も同じように趣味ばかりをしてきた人間です。仕事なんて選ばないで、自分ができることだけをしてきました。だからキャリアもなくてアルバイトや派遣社員、契約社員なんかをして来ました。
で、そのお金をすべてサッカーにつぎ込んできたんです。私の場合は今は三重にいますが、サッカーに2つのお金をつぎ込んできたんです。ひとつは自分がサッカーをし続けるために、スタジアム代やフットサル大会のお金を出しました。もう一つがサッカーの応援にお金を出したのです。
結果的に今はアルバイトをしながら、お金が足りなくなったらプロミスというような生活です。周りからは「サッカー馬鹿だな」と言われたりしますし、彼女からは「そんな状態だったら結婚できない」と言われて別れを告げられたりもしました。
それでもやめられないのは私にとって、サッカーこそが人生だからかもしれませんね。プロミスで借入をして、返済にも困るようになって、深夜のアルバイトなんかをしても、サッカーだけは必ず顔を出していました。大会も出れば練習もしました。
私の人生が良かったかどうかというと、多分あまり良くないのでしょう。一般的には「この人の人生を真似しない方がいい」と言われるような人生を40年近く生きてきたと自分でも自覚しています。それは自分でもわかっていることです。
でもプロミスで借入をしてアルバイトをしてでも、続けたいことってあるんです。私はそれが続けられないのであれば、どんなにお金が貰える仕事をしていたとしても、幸せではないんじゃないかと思うのです。なぜなら、今はすごい幸せだからなんです。