結婚式でプロミスを使って無理をしたのは愛知ならではの風習だろう
愛知県在住 H.Fさん(28歳)
結婚というのはお金がかかる…これはみんな知っていることだと思う。結婚式の式場が載っている雑誌というのがあるのだが、それを見てもらったらだいたいどのくらいのお金がかかるかわかる。おそらく200万円くらいはかかることになるだろう、どんな式場であってもだ。
地域によっても値段は変わるもので、その中でも愛知はかなり値段が高いことが知られている。これは昔からの風習が連綿と続いている証拠でもある。愛知という地域では結婚をするときに「見栄」を張ってしまうところがあるのだ。金の鯱を見ればわかるだろう。
そのため今でも私達の世代でも、もっと下の世代であってもかなり見えを張った結婚式をしている。未だに多くの人を集めて盛大に行うのだ。私も実はかなりの人数を集めて結婚式を行った。その時に少しだけ予算をオーバーしてしまったので、プロミスを利用したのだ。
正直なところ、返済自体は大したことはない。祝儀がたくさんもらえるのだから、それを当てればいいのだ。しかし今回はプロミスで借り入れできるだけの額で良かったと思う。もっと予算オーバーしていたら、おそらく親や親戚、友だちにも迷惑をかける所だったからだ。
結婚式ではどうしても男女の意見が食い違いやすくて、イザコザが起こりやすい。特に男性からしたらドレスなんてどれでもいいし、衣装なんてどれでもいいというところだが、女性からすると衣装へのこだわりはすごい。そして衣装を1度2度お色直しすることにもこだわる。
だからたいていそういうところで喧嘩が始まったりするものなのだ。私達もかなり喧嘩をしたが、結果的に彼女の言い分を飲む形になったのだ。彼女の言い分をかなり飲むようにしたからこそ、プロミスで借入をしないといけなくなったわけだ。
まぁ式自体は盛り上がったし、みんなが盛り上げてくれたりして、私としてはすごく楽しかったというのが本音だ。見栄を張るのはばかみたいに思うかもしれないが、たまには見栄を張って見るのもいい結果をもたらすことがある。