作家になりたくてプロミスで借り入れをしながら過ごした東京生活
東京都在住 M.Sさん(32歳)
以前私は作家になりたくで、色々と小説を書いていた時代があります。あの時代はかなり苦しかったなぁということを覚えています。今となっては普通の仕事をしながら生活をしていますが、あの頃のほうが東京に夢を見ていたと思いますし、自分もいきいきしていたような気がします。
作家になりたかった頃、東京に出てきて「絶対に一旗揚げてやる!」という気合で十分だった私は、毎日のように小説を書いていました。あーでもないこーでもないと悩みつつ、筆を進めていくのは楽しい作業でした。
昔から小説を書きたいという夢はあったんです。だから子供の頃から自分で作品を書き続けてきました。読んでくれる人は両親であるとか、友だちであるとか、身近な人達が中心でしたが、次第に同人誌なども作ってみんなに読んでもらったりもして、夢を叶えようとしたのです。
あの頃、ホントに生活が苦しくて安い家に住んでいました。家賃も安いしトイレも共同だったりするようなところです。いわゆる寮のようなところに住んでいたので、お風呂だってたまにしか入れませんでした。そしてプロミスでお金を借りていたのです。
プロミスは私にとってホントに大きな助けになりました。あれがなかったらやっていけなかったと思います。仕送りが来るまでの間、空腹で死にそうだった時にもプロミスが助けてくれました。今はほとんど返済をするばかりになっていますが。
苦しかったけれどもあれが青春だったのかもしれません。私の中では一番輝いていた時期とも言えます。今はほんとうに普通に仕事をしながら、普通の生活をしている、輝きも何もない生活です。でも週末や朝早く起きて小説を書くのは楽しいです。
きっと私は死ぬまでこういう書物をしていくんだろうなとは思っています。最近はインターネットでこういう小説を発表する人もいるみたいですし、今度インターネットでホームページを作って小説を書きためたものを発表して行こうかなと思っています。