こうして多重債務を予防しよう!金利に関わるキャッシング基礎知識
キャッシングの基礎として以前も学びましたが、キャッシングしたら返済時に利息と元本金を返済していくことになります。この金利は・・・
・貸金業者
・借入金額
・借入期間
の3点によって変わります。この基本を理解していないと、容易に多重債務に陥る可能性がありますから、金利に関する基礎をしっかりと習得しておくことが先決です。
借入額と金利の関係
返済額がいくらになるかを計算したいなら、上記の借入金額と借入期間、そして何より重要なのが金利を考慮しなければなりません。では、仮に50万円を3年間借りた時に、金利によって返済額はいくらになるのか計算してみましょう。
金利7%=利息55,770円
金利10%=利息80,404円
金利13%=利息103,733円
金利15%=利息120,605円
金利18%=利息147,073円
金利20%=利息164,855円
以上のように、金利が変動すれば返済額が異なりますが、注意したいのは「利息制限法」です。利息制限法では、10万円未満の借入の場合、上限金利は20%、10万円以上100万円未満の場合は18%、100万円を超える場合は15%の金利となっていますので、50万円の借入なら金利は高くても18%となります。
上限金利の18%が適用なら、利息は147,073円、返済総額は3年で647,073円となります。この返済総額に対して7,500円が大きな目安となるのですが、毎月7,500円返済なら毎月利息のみの返済となり、元本の返済をすることができません。
つまり、毎月最低でも7,500円を超える金額を返済しなければ、永遠に返済しなければならないことになります。ですから、50万円を3年間借りたなら毎月いくら返済できるかを計算することからキャッシングは始まります。金利によって返済額や返済年数が大きく変わるので、自分の借入希望額、金利すべてを考慮してキャッシング計画を立てましょう。